日記

大学

大学生になった。なっていた。もう3年。小学生のとき、あと3年もここで過ごすのかと思った記憶がある。今では3年なんてあっという間だよと思うばかりなのに。1年が短い。半期があっという間に過ぎて、長期休暇も当たり前のようにすぐ終わりまた半期が終わって1年が終わる。それが2回。早かった。何をしたんだろう。記憶がない。

今年度は残りの卒業できるギリギリのラインを目指して単位を取る計画をたてた。この2年と同じように毎日をこなしていけばいいように思っていたけど、これからはゼミがある。加えて迫り来る就活に向けてセミナーに顔を出さなければいけない。インターンも早く考えなきゃなあ。毎日が溶けるようにして過ぎていく。

2年の秋にやっとバイトを始めた。人生初バイト。有難いことに周りの人たちは良い人ばかりで、なんとか続けられている。ここでの経験は私の実になっていると感じる。お客さんたちを見ていると、世の中にはこんなにも変わった人がいるんだなあと度々思う。バイトで仲良くなった人を通じて、今まで出会ったことのないタイプの人と知り合いになった。バイト先の人と日本酒バーにも行ったし、車で一緒に遠出したりもしました。世界が広がることで、自由になれるような気がした。

私は入学してからの1年弱を死んだようにして過ごした。入学当初は気持ちが疲れきっていて、友達も誰もおらず1つも新歓に行かなかったし、それもあってサークルに入りそびれた。誰とも友達になれないと思った。見知らぬ土地で寂しい4年間を過ごすのだと思った。今はなんとか話す人もできたし、ゼミも先輩と仲良くなれるか分からないけど、同い年の人はいい人そうだし、バイト先での人間関係も良好だし、なぜあのときあんなにも悲観的だったんだろうと疑問に思う。よかった。